もともと秋は好きな季節です。
寒い冬に向かっている感じ、少し寂しい様な切ない様な…そういう感覚が嫌いではないんです。
でも、本当に寂しいことがまた起こってしまいました。
一緒にツーマンライブを行っていた…というかいつも声をかけてくれてイベントの準備も何もかもやってくれて私は乗っからせてもらっていただけの…
毎回とっても楽しみにしていたWaka&EatSeaとのツーマン、そのボーカルWakaさんが10月の半ばにもう会えないところに行ってしまいました。
一年前の10月1日のnaomi onワンマンを観に来てくれた時は、声が出ないんだ…ってほとんど口パク状態で言って帰って行かれました。
本人もまだ状況が分かっていなかった様子だった(のかな…)けれど、何か少し引っかかる様な胸がざわつく様な感じがあったのを覚えています。
先月のその日がいつだったのかは、Wakaさんの幼馴染の久住さんの記事を偶然見て知りました。
Wakaさんとはやり取りがあったけれど、辛い身体にも関わらず今年の夏にオープンしたバー(Wakaさんの長年の夢だった)にも行けないままになってしまってからのこと…後悔先に立たず。
昨年私が活動をストップせざるを得ない状況になってからもまたツーマンやろうって話していたし、それが復帰のきっかけになるかな…って勝手に期待していたのに。
Wakaさんは少年の様にピュアで、皆に愛される人でした…過去形はものすごく抵抗を感じるな。。
私の部屋のPC画面には何かの時に不意に触って設定された2017年のツーマンの写真が今もそこに。
私がWaka&EatSeaに混ざらせてもらった時のもの。
帰る場所を失ってしまった様な感覚があるけれど、最後にやり取りした時にWakaさんが伝えてくれた言葉がある限り、私はちゃんと歌うことをまた始められると思っています。
認めたくないけれど現実なんだろうな。
笑っているWakaさんにもう一度会いたかった…
でも、この人生の中で出会えてよかった。
一緒に音楽を奏でられて、同じ空間をシェアできて幸せでした。
エンターテイメントをやりきって、人生を楽しく生き切った人だと勝手に信じています。
ありがとう、Wakaさん。
私がまた歌う時は、今までみたいに客席の何処かでちょこんと座って聴いていてくれますよね。
その日まで、私は一日一日を大切に、出来る限り丁寧に歩いていきますね。
今日のところはとりあえず、おやすみなさい。